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2022.10.27 premium~ツリーガーデン~

少子高齢化この先どうする?永代供養?「子供がお墓を見るのは大変だから墓じまい」は避けたい私の気持ち

皆様、こんにちは!本日も國相寺ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は最近お問い合わせの多い、永代供養についてお話ししていこうと思います。

言葉や表現がふさわしくないところもあるかもしれませんが

また、住職が永代供養について記事を書かれると思うのでそちらもご覧ください!

とりあえず私の文章で書かせて頂きますね♪

これまでは、主に家には仏壇を置き、お寺にはお墓を建て供養してきました。

そしてその家の長男が先祖代々を供養し、次男以降はそれぞれ家庭を持った時に新たにお墓を建てる

そういう供養が主流でした。

しかし、少子高齢化に伴い「お墓を見る人がいない」または「遠方に住んでおりお墓参りに行けない」そんな方々が増加しました。

そこで國相寺では、本堂入口に大きな永代供養塔を建てています。

今後「お墓を見る人がいない」方々向けに建てました。

國相寺の永代供養塔は、お一人お一人お骨を分けて納骨し、ご戒名を掘ることもできます。

そして50回忌までお寺で供養し、年2回の彼岸やお盆にはお塔婆供養します。

永代に渡り本堂の正面で一番お経を近くに感じられ、大楠の下で安らかに眠り、

お寺へお参りする方が必ず永代供養塔前を通りますのでお墓が寂しくなることもありません。

先日は、年に1回行なっている永代供養祭でした。

お天気が良い日は、永代供養塔の前でお経をお上げします。

毎年10月に行なっているので、ポカポカで気持ちがいいです。

お寺も時代に合わせて、みなさんが少しでも供養する気持ちや感謝の気持ちを忘れず手を合わせられる場所を作っていきたいと思っています。

ただ、國相寺には永代供養だけではなく色々な供養の仕方が他にもございますので

家族と相談せず永代供養にしてしまわないよう、ご家族とは十分話し合ってくださいね。

やはり、ご両親の心配は「子供に代が変わった時のお墓」ですよね。

人生の終わりはいつ来るかわかりません。年齢順じゃありません。明日私もいなくなってるかもしれない。

だから今のうちに子供さんとはしっかり向き合ってください。

もしかしたら子供さんは知らなかったり関心がないだけかも。お墓のこと、ご先祖様のこと、お寺のこと

コミュニケーションの一つとして是非嫌がらず、今日のご飯どうする?のテンションで気軽にお話ししてほしいなと

私は思います。

そして、そういう悩みは是非お寺にもお話しください。

私たちお寺は檀家の皆様を大きな家族だと思っていますから一緒に考えましょう!

お気軽にご相談してくださいね。

皆様も今の時代、疫病や自然災害、戦争紛争に加え仕事、人間関係、家庭本当に大変なこと

悩みも尽きない世の中だと思います。だからこそ、これから良くする為にそして自分自身の子孫の為に

一人で抱え込まず、お寺を頼っていただければなと思っています。

國相寺の本堂前にあって大きな楠木の下にある永代供養塔、よかったら見学も来てみてくださいね。

今は、樹木葬も建設中です。こちらもまたお問合せください!

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