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御朱印と御首題は何がちがうのか

御朱印にまつわる疑問「御首題と御朱印ってどう違うの?」

寺院や神社を巡って御朱印を収集する「御朱印集め」がブームとなったのが十数年前。

その人気は一過性に終わることなく今なお多くの人が楽しんでおり、一種の趣味として定着した感があります。

コロナ禍で遠出がなかなか難しい現在は、身近過ぎてこれまでは足の向かなかった近場の寺社をちょっとした運動がてら訪ねてみるのもよいかもしれませんね。

さて、國相寺にお越しくださる参拝客様の中にも御朱印をお求めの方が多数いらっしゃいますが、

実は当山でお授けしているのは御朱印ではなく「御首題」なんです……!

御朱印とは     

もともとは写経を納めた際の領収印的な意味合いがあったとされる御朱印ですが、現在では参拝の証明印に近い位置付けとなっています。

各地の寺社を訪れ、その証となる御朱印をいただく「御朱印集め」には旅、開運、コレクションの楽しみといった複数の要素がギュッと詰まっているといえ、それが人気の理由となっていると考えられそうですね。

従来は筆書きの文字に朱印というシンプルなものが大半だった御朱印でしたが、集めて楽しむ人の増えた近年ではイラスト入りやカラフルな色遣いのもの、季節限定デザインなども。

単なる印にとどまらない「見て、集めて楽しめるもの」へと変わりつつある印象です。

日蓮宗では「御朱印」ではなく「御首題」

一般的には「御朱印」と呼ばれますが、日蓮宗では「御首題(ごしゅだい)」と呼ぶということをご存知でしょうか?

御首題とは「南妙法蓮華経」の御題目を指していて、一般的には寺社名が書かれることの多い真ん中の位置に御題目が書かれているのが特徴です。日蓮宗のお寺で「御朱印をいただけますか?」と尋ねた場合、授けられるのは基本的にこの御首題になります。

そして厳密に言うと、御首題は御朱印帳ではなく、日蓮宗専用の「御首題帳」にいただくというのが本来です。

(といっても中身は御朱印帳と同じですが……)

そのため、御首題帳でないと授けませんよというお寺や、御首題帳には「南妙法蓮華経」と書いた御首題を、他宗派の御朱印も授けられている御朱印帳には「妙法」とだけ書いた「御朱印」を授けるようにして区別しているお寺もあるようです。

國相寺の御首題

國相寺では前述のような「御首題帳でなければお断り」といったことは特にありません。

また、「書置き」もご用意していますので、手ぶらでいらした場合でも大丈夫ですよ。

ちなみに國相寺でお授けしている御首題は……硬派なカッコイイ系かと思います!(^^;)

ブログを見てくださった方に限り、WEB参拝という事で郵送での対応も受け付けておりますので、 

ご希望の方はどうぞご連絡ください。

只今最新の御朱印デザインも作成中なので、お楽しみに。


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